5館野球を終えて

5/8(日)に、年に一度のお楽しみである、旧市5地区対抗野球大会が行われました。旧市5地区とは「橋北・橋南・羽場・丸山・東野」の公民館対抗で通称5館大会と呼ばれています。4月上旬より本HPにて参加者公募もさせて頂き、何とか人数ギリギリになりましたがお蔭様で今回も出場が叶いました。

私が20歳のバリバリの頃に一度だけ出場させて頂いた事がありますが、その時に橋北はナント初優勝を飾りました。まだ私の父とかが現役で野球がやれていたので、父たちが主に構成するメンバー(主に当時の橋北スポーツ少年団指導員と当時の公民館I主事)に私と友人の計2名をトッピングした感じです。ですので平均年齢も高いチームだったとは思いますが当時は橋北が勝つって快挙だったと記憶しています。

私が体育部に復活した6年ほど前に、まだあの野球大会が開催されている事を聞き、そして出場してくれと話しがあったので、参加したのですがその時には参加する事に意義がある、的な感じでした。翌年以降には、当時の体育部より「熊谷君、若手チーム作ってくれないか?」と話しがあり、駆けずり回って声を掛け、人を集め、現在の橋北Aチームが発足し同チームの監督に就任致しました。主な戦歴は下記の通り。

・平成30年5月 3位(ジャンケン勝ち)
・令和元年5月 3位
・令和2年はコロナの影響でなし
・令和2年夏に、鬱憤のたまった若手の為に練習試合の相手を探し練習試合を開催、勝利!
・令和3年5月 優勝
・令和4年5月 優勝

まー、言ってみれば橋北全体で出場していた6年前には選手として出ました。それだけで良かった。
若手チーム発足以後は、若手を出さなければいけませんので、私は監督として選手を集めることと、応援団がいるかどうかの確認、子どもが応援に来るならちょっとしたお菓子とドリンク用意して、代表者会議へ夜に出かけていき抽選をする事、お弁当の手配とお金の徴収の心配、ジャグにスポーツドリンクを作って熱中症対策、当然飲み物は冷たくしないといけないので当日の朝はコンビニ行って氷買ってジャグに入れて持参、道具の運搬と試合時間の確認と試合のオーダー決め程度で大人なので自己判断でサインは出しません。みんな盗塁したきゃすれば良い、バントしたきゃすれば良い。私がやるのはピッチャー交代と守りの交代、代打をそれぞれ審判に告げるだけ、簡単です。試合が終われば慰労会の会場セッティングに時間の調整。年齢的にも多少多く参加費を置いてくる。主に雑用です、監督って。

たまーに、打ちたいな~って思ったら若手選手に変わって「代打、オレ。」それを言う権利もあるし、実際にそれをやります。
若手も打ってくれていればそのまま打席に立てるんでしょうが、まだまだバッティングに自信しかない私としては負ける気もしませんので、ちょっと特定の選手に凡打が続けば普通に変わってもらいます。

そんな中、危険なのはただ1つのミスでヤジられます。ハーフスイングに今のは振っただの、ファールを打てば1回死んでるよ!とか。仮に凡打でもしようもんならベンチに帰れません・・・。味方なのに。そして監督なのに。

塁に出れば今のは走れる!とか、もう1つ先の塁を狙って、とか。味方なのに(2回目)
(さすがに走る方は、そろそろアキレス腱も怖いんで1歩づつ確実に)

令和元年までは、何と打率10割っていう成績だったんですが、令和3年頃から「目が」少々悪くなってきたようで致命的💦昨年は凡打しました。。一応正直に「目がっ」て言ったら普通に監督も年ですね!って。教え子なのに・・・。
やっぱ、やり続ける事によって動体視力にも影響が出るんでしょうね。

そして今年、令和4年の5館野球は割と橋北Aチームの参加率も所用により低く、これはチャンスとばかりにEDH(バッティング専門の10番目の選手)で私。打順も若手中心なので控えめに10番打者として。ですが初回からもう少しでホームランって感じワンバウンドでのフェンス直撃のレフトオーバーで一気に調子付きました。私の時代が来ました!!「目がっ」て言ってた昨年ですが、1本のヒットで見えない球が見えてくる。不思議なものです。(そういえば現役の頃もそうだったな。)

決勝では、若手をどかして橋北Aチームの4番打者として君臨し、バッティングとは!をよく見とけ!とばかりに。
もう完全に調子にノっちゃっているので、もう球が見えて見えて正に止まって見えます。2打数2安打1四球(実は一発狙っていたのですが)で、守備を含め完全フル出場と約6年ぶりの暴挙に翌日以降のフル筋肉痛は言うまでもなし・・・。

2年連続優勝という快挙に、地域としても良かったと思いますし、自分が教えた少年野球の教え子との再会、一緒にプレーをすること、そして成長を今年も見届ける事ができました。中には結婚し、子どもが産まれ、子どもの顔を見せてもらうと気持ち的にはもうおじいちゃんです。孫を見せてもらっているような・・・。久しく子どもも抱いていないので、ほっぺたをツンっ(笑ってくれた)てやるのが精一杯でしたが、嬉しいひと時でした。

バッティングで私を脅かすようなチームとなってくれば、私も監督業としてベンチでおとなしく座っていようと思いますが、今年の様子では心配なのでもう少し出番がありそうですね!
橋北公民館に優勝旗があります!是非見てってください!!

橋北Aチーム
監督 熊谷