⑬ 糸桜

普門院の境内に枝垂桜があり、通称糸桜と呼ばれていました。明治41年(1908年)の台風で倒れ、姿を消しました。現在の桜は3代目の桜になります。糸桜にまつわる伝説があり、この物語を聞いた10代目藩主の奥方成子が詠んだ歌碑が桜の根本に立っています。

「むかし誰 うゑそめてかく いとざくら いとなかく 世にたえぬかほりそ」

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