⑰ 旧飯田測候所本庁舎 旧飯田測候所測風塔
大正11年12月(1922年)竣工。翌12年1月1日に観測を開始しました。平成14年5月に高羽町へ移転するまで約80年間ここで観測が行われました。平成19年国から市へ土地、建物の払い下げを受けます。平成24年国の登録有形文化財となりました。本庁舎は建築当時の擬洋風様式を反映しています。
現在の測風塔は昭和35年に鉄筋コンクリート造の事務所の上部に新設されました。伊那谷の河岸段丘中央アルプスから風越山、中心市街地、南アルプスと美しい風景が一望できます。測風塔は現在、耐震不足で閉鎖中です。取り壊し後、地域では、自由に利用できる展望台を整備するよう要望しています。